2013年9月29日日曜日

秋なのに春の詩を書いてしまった

「清明」 杜牧

清明時節雨紛紛

路上行人欲斷魂

借問酒家何處有

牧童遙指杏花村


 詩に云う。春の盛りの清明節のころ、「こぬか雨」に降られてしまった。
その雨は、道行く旅人である私の心を、すっかり滅入らせてしまう。
そんな折、出会ったのは村の牛飼いの子供。嬉しくなった私は声をかけた。
「これこれ、すまんが酒を売る店は、どこかにないかな」。
すると子供は「あっちだよ」。子供が指差した遥かその先に、白い杏の花が咲く村が見えた。



 今朝も一時間半ほど書く。
昨日の作品を眺めていたら、反省点が多かったので、忘れないうちに。

 配置は割りと上手くハマッたんじゃないかと思う。
文字の大小をつけることで、縦の流れが生まれる。
つまり屈伸運動である。


2013年9月28日土曜日

新秋



新秋 白居易

西風飄一葉
前庭颯已涼
秋池明月水
衰蓮白露房
其奈江南夜
綿綿自此長


西風が一枚の木の葉をひるがえし、
庭先をさっと吹き過ぎて、涼しくなった。
秋の冷やかな池水は明月を映し、
衰えた蓮は実の穴に白露を宿している。
いったい江南の夜をどう過ごそう。
これから延々と長夜が続くのだ。



 遊びで午前中に一時間ほど書く。落款を失敗した。

漢詩を書くのは中々楽しい。

 しっかり読んでいないと文字は書けないので、とりあえず自分で読んでみる。
それから他人の訳を見ると、自分の訳はいつも間違いだらけである。

 思いつくままに書いているので、まだまだ文字の配置には拙いところがある。
現代書作家の多くはまず下書きなどをして、構成を練るらしい。
しかし、それはあまり良くないことだと思う。


 卒論関係で、短歌を知らなければならなくなった。
そんな簡単に身につくものとも思えないし、困ったことだ。


 昨日は少し出かけた。
以下、その時の写真(虫多し)

煙だらけの駅内。
火事か!?

田んぼを焼いているのだった。
電車から外を覗いていると、焼いている田んぼ多数。
そういう季節らしい。

空がめちゃくちゃ青い。
京都府綾部市。

バッタがゴロゴロいる。
草原を踏めばピョンピョン飛び出す。

山畑に囲まれてるのに家は案外新しい。
下山市。
待ち合わせ停車が多くて電車は二駅に一度は止まるし、
スピードも遅くて4つの駅を移動するだけで40分かかる。

多分ハキリバチの仲間。

山の麓で撮影後、再び山を登って駅に帰ろうとしたら車の人が話しかけてきて、
駅まで送ってくれた。

どう?と聞かれて逡巡してしまったのが少し申し訳なかった。
でもなあ、世の中こわいから…。

真っ白い蛾。
時間も無かったのでここからまっすぐ帰る。

おわり。






2013年9月21日土曜日

秋風引


秋風引
何処秋風至
蕭蕭送雁群
朝来入庭樹
孤客最先聞

いったいどこから秋風というものはやってくるのだろうか
物寂しく雁の群を、秋風は追いやっていく。
今朝がた、庭の樹のなかに秋風が入り込み、
孤独な客が一人、誰よりも早くそれを聞いた。

の創作書をやりたくてやったら二時間が消し飛んだのでした。
一発目に書いたものがこれ。


書き忘れられる「蕭送雁群」。
誤字もいっぱいある。

書きなおして四枚目。


タイトルも入れてバッチリだぜ。
と思いきや書き忘れられる「入」。

ここまで一時間くらい。
時計を見たら時間が経っててびっくりした。

そして八枚目(多分)。
もう自分が何枚書いたか良く分かってない。


おめでとう、やっと脱字がなくなったね!
一文字目の「何」が段々簡略化されて行っているのが見所ではないでしょうか。

おわり。

2013年9月15日日曜日

秋か?

 ブログの右側に「臨書」コーナーを設けました。

 7/13から(帰省で1週間休んだけど)1日1,2枚ペースで書いているものです。
「光定戒牒」は1周終わって、しばらくお休みです。またいずれ書きなおすかと思います。
今は「九成宮」と「書譜」を毎日更新しています。

 その日の調子の良し悪しが作品の出来で分かります。

 ブログを書く頻度はストンと落ちましたが、
こちらは息長く続くのではないかと思います。

 なんせこのペースで続けると「書譜」書き終わるの2年後だしな!!


 最近気温がおかしくて風邪気味です。
寒くて布団を被ると汗だくになる夜が続きます。